〜戦国武将エピソード集〜

山口六郎四郎と奥田三河守が高屋城から落ち延びる

 松永久秀の侍大将である山口六郎四郎と奥田三河(愛知県東部)守が高屋城を守っていた。

 織田信長に攻められると、城中力尽きて、(信長の囲みの)一方を駆け破って逃げ落ちようとした。

 そこで山口六郎四郎は風雨の夜に鉄砲を集めて、東の門にいる寄せ手(=攻め寄せてくる軍勢)に向かって散々に発砲させたので、信長軍は「それ、城内の兵が打って出てくるぞ」と騒ぎ出した。

 その隙に、西の門を開き、一斉に駆け出て、(手薄になった西側の囲み)を撃ち破って、落ち延びていったのである。

目次

常山紀談、101