馬場美濃の娘が召し出されそうになる
武田勝頼が滅んだ後、家康は「馬場美濃(=岐阜県南部)氏房(=信春)の娘を召し出せ」と、甲州(山梨県)の郡代、鳥居彦右衛門元忠に命じたのだが、彼は「訊ね探しましたが行方がしれませんでした」という旨を伝えた。
しばらく経って馬場美濃の娘の居場所が分かったと言う人が出たので、徳川家康が「どこに隠れていたのだ」と訊ねると、即座に「鳥居元忠のもとに密かに隠し置かれています」と答えた。
すると家康は「全く鳥居元忠は抜かりがないことだ」と言ったそうだ。
備考:
*馬場信春の娘は、鳥居元忠の正妻となっていた。