北条早雲は「盲人は役に立たない」と、彼の領地である小田原で目の見えない琵琶法師たちを捕縛した。そして海に柴漬(ふしづけ=す巻きにして水中になげ込むこと)にして沈めようとしたら、盲人たちは皆、四方八方に逃げて散らばった。
じつはその人たちの中に、密かにスパイを忍びこませていたのだ。